浮気や慰謝料・財産分与・親権・養育費に関することなど、幅広くご相談を承っております。実践的で丁寧なアドバイスと良心的で分かりやすい弁護士費用で、みなさまのご期待に応えます。
対応エリア:横浜市、鎌倉市、横須賀市、大和市、川崎市など神奈川県内・東京都近郊

離婚、男女問題、慰謝料に関するご相談は

離婚弁護士 北神 英典

〒231-0032
神奈川県横浜市中区不老町1-1-14 関内駅前エスビル4階 
法律事務所横浜きぼうの杜(もり)

受付時間:9:00~18:00(面談は夜間、土日祝も随時お受けいたします)

法テラス利用なら相談無料

丁寧で親身な対応を心がけています

私の事件簿(9)

離婚調停でゴネ得貫かれる

 40代のサラリーマン男性の依頼を受けて、高収入の奥さんを相手に離婚調停をやりました。

 その方の奥さんはそれなりに名の知れたジャーナリストで、著作もあり、講演料や印税などで1億円もの財産を形成していました。
 男性もまずまずの収入がありましたが、羽振りのよさでは奥さんにはかないません。奥さんは常々「億ションがキャッシュで買える」と豪語していました。

 奥さんは、男性に対して別居したい理由も告げず、突然、家を出てしまいました。家を出た直後、奥さんは「2000万円あげるから離婚してほしい」と男性に切り出しました。
しかし奥さんは離婚したい理由については、頑として説明しようとしません。男性は気持ちの整理がつかず迷い続けました。 

 結局、数年間を経て、今度は男性が離婚する決意を固め、離婚調停を申し立て財産分与を求めました。
 すると「金を払うから離婚してくれ」とあれだけ言っていた奥さんの態度が一変し、自分の財産の多くが、親からの贈与や結婚前に持っていた特有財産だと主張を始めました。 

 男性と調停委員は、特有財産である証拠を示すよう奥さんを説得し、何回も何回も期日を重ねましたが、奥さんは、特有財産であることの明確な証拠を示すことはできませんでした。

 男性に再婚相手が見つかったことから、男性は「もう早くケリをつけて新しい人生を歩もう」と考えて、奥さんに年金分割の請求権を放棄させ、財産分与をあきらめることにしました。

 男性は納得していましたが、当職は、結果としてゴネ得を許してしまったことに釈然としない思いも残りました。

 離婚調停は、結局は話し合い。ゴネ続けた方が得をして終わることがあるというのも、残念ながら事実です。

前の事件簿へ

ご相談・お問合せはこちら

045-225-8504

045-225-8514

問い合わせフォーム

アクセス

〒231-0032
横浜市中区不老町1-1-14
関内駅前エスビル4階
法律事務所横浜きぼうの杜(もり)

電話受付時間

平日9:00~18:00

メールでのお問合せは24時間受け付けております。

面談日

土日祝日も対応しています。

詳しくはお電話ください。